Webサイト構築
2022-07-23
ホームページを作りたいけど相場はどれくらいか、という質問を受けることがよくある。会社のホームページ構築の「相場」ほどピンキリの世界もないのではないか。などと言っていても話が進まないので、いろいろ要求事項を聞いていくことになる。
中小企業の社長さんのイメージでは、大体ホームページの金額内訳は「1ページいくら」で決まってくると思われている場合が多い。そういう側面もあるのは確かだが、実態には必ずしも合っていない。大体どんなところにコストがかかるか:
- まずトップページが全ては言い過ぎにしても、非常に大きな部分を占める。
- というのも、トップページにはサイトの主要パーツである「ヘッダ」「フッタ」が含まれるという事情がまずあるのと、
- トップページは別名ランディングページとも呼ばれ、訪問者が最初に見る(着地)ページであり、そのまま滞在してくれるかすぐ去られるかを決めるから当然重要
- それ故にデザインやユーザビリティに特にこだわりたいところ
- さらにサイト全体の雰囲気もトップページを作りながら調整していく
このような事情があるため、サイト構築プロジェクトのうちトップページに割かれる作業ボリュームは格段に大きくなる。逆にトップページが決まれば、他のページの大部分は外枠を使いまわすことができる。
したがって単にページあたりいくら?に対する回答はあまり意味をなさない場合が多い。