キーボード主体からマウス偏重へ
2022-08-09
PCでアプリケーションを操作するときに、昔と違って現代はマウス主体だし、Webアプリケーションの比重がますます大きくなるにつれさらにその傾向は強まってきたのかもしれない。ブラウザだとキーボードの Enter キーとかで次のボタンや入力箇所へ進むという動作ができないことが多い。それをやろうとすると、開発に余計なコストがかかってくるはず。そのあたりの操作性を良くして、まるでデスクトップアプリのようにスムーズに操作できるサイトがあると、私などは感心してしまう。
PC用アプリケーションのユーザーインターフェース(UI)傾向:
- デスクトップアプリはキーボード操作主体でスムーズに進めるのが利点
- 近年はブラウザで操作するアプリケーションが増加(”クラウド版”, “SaaS”, など呼び方はいろいろ)
- Web の画面は操作性の点でデスクトップアプリに比べると劣っていた(以前)
- 最近は Web アプリケーションの操作性も大幅に向上
操作性の点だけは、おそらくデスクトップアプリがまだ負けてない重要ポイントではなかろうか。
マウスをこれ以上多用するやり方はそろそろ限界にきているのかもしれない。片方の肩がこる現代病と言えるような影響も無視できない。
また技術者目線だと、多くのシステムやサービスにはボタンをぽちぽちするグラフィカルな「GUI」のほかに、たいてい「コマンドライン・インターフェース」も用意されている(CLI)。コマンドライン、つまりコマンドによる操作のメリットとして、慣れると GUI より効率的とよく言われる。その点の他にも真面目な話、コマンド操作だとキーボードを両手で使うため、体の使い方のバランス的にも優れているのでは!?